[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
第一話 私はアイドル
ある日、いつものように765プロに出社したプロデューサー
事務所（Lv4）のドアを開けるとなんとそこには殺風景なフロアが
Ｐ「あれ？」
よくよく見てみるとビルに765プロの表記がない
突然のことに困惑していると小鳥さんから電話が
音無「（かくかくしかじか）」
なんと！突然765プロ所属のアイドル秋月律子が独立して事務所を開いてしまった
しかも765プロの所属アイドルほとんどを引き抜いて・・・
あろうことか765プロの資産のほとんども持っていかれたらしい
唯一残されたのは思い出の場所として社長自身が管理していた最初の事務所のみ
社長「はっはっは！さすが律子君だ！いっぱいくわされたよ」
音無「んも～～社長！笑ってる場合じゃないですよぉ」
Ｐ「そうですよ！アイドルのいないプロダクションとかどうするんですか！？」
音無「それにしてもなんでいきなり・・・
プロデューサーさんは何か心当たりないんですか？」
Ｐ「う～～ん、特に心当たりはありませんね。
いつもどおりでなにも変わったことありませんでしたし」
社長「いや～なつかしいねぇ、
最初はこの3人でこの場所から始まったのを昨日のことのように思い出すよ」
Ｐ「そうですね・・・あのころは大変でしたね～
でも懐かしいなぁ」
音無「二人とも！思い出に浸ってないで真面目に考えてください！！！」
社長「うむ、だがなってしまったものはしかたないからな」
Ｐ「そうですそうです」
音無「んもーーーーーーー！！いい加減にしてください！！！！！」
二人『ハイ…』
？？「うぅ～～みんなうるさいの・・・
寝てる人がいるところではもう少し静かにしてって思うな」
三人『！！！！！』
Ｐ「み、美希！」
社長「美希君！」
音無「美希ちゃん！！」
美希「あふぅ」
Ｐ「美希、なんでこんなところに・・・」
美希「ミキね、事務所行ったら何もなくなってたからこっち来て寝てたの。あふぅ」
音無「寝てたのって…律子さんと一緒に行かなかったの？」
美希「律子・・・さん？」
社長「新しい事務所へ移らないかという話のことだよ
律子君に誘われなかったかね？」
美希「誘われたよ」
Ｐ「誘われたならなんでこんなところで寝てるんだよ！」
美希「もー、プロデューサーさんいちいちうるさいの。律子・・・さんみたいでやっ」
音無「ね、美希ちゃん、どうして律子さんのところに行かずこんなところで寝てたの？」
美希「なんかね、ついて行くためにいっぱい書類書かなくちゃいけなくて
律子・・・さんに代わりに書いておいてってお願いしたら
「重要な書類なんだから自分で書きなさい！」って言われたの
しょーがないからぱぱっと書いたら、今度は「ちゃんと読みなさい！」って」
社長「律子君らしいな」
Ｐ「さすが律子、しっかりしてますねー」
音無「二人とも！」
二人『スミマセン・・・』
音無「それで美希ちゃんはどうしたの？」
美希「ミキね、あんなたくさんの書類読んで書くなんてめんどーで嫌だったから
ついていかないって言ったの。そしたら律子・・・さんが「勝手にしなさい！」って
だからね、ミキここでお昼寝してたの。眠いし。あふぅ」
三人『・・・（唖然）』
Ｐ「と、とにかくアイドルがいればプロデュースできます」
音無「ですが、美希ちゃんはデビュー前の候補生ですよ？」
社長「うむ、こうなってはしかたない
天海君たちもアイドルだ
美希君をプロデュースしていればオーデション会場などで会うこともあるだろう
美希君をプロデュースしつつ、
律子君についていったみんなを説得して連れ戻してくれたまえ」
Ｐ「おぉ！一石二鳥ですね！」
社長「そうだろう、そうだろう、
しかも美希君がトップアイドルになれば一石三鳥どころか四鳥、五鳥も夢ではない」
Ｐ「さすが社長！」
社長「はっはっはっは」
音無「・・・はぁ」
Ｐ「よし、やるぞ美希！目指すはトップアイドルだ！
ついでにみんなも連れ戻して夢のプロデューサー生活を取り戻すんだ！」
・・・
Ｐ「美希？」
美希「あふぅ」
Ｐ「み、美希ちゃん？」
美希「それじゃプロデューサーさん、がんばってね～
美希はここでゆっくりお昼寝してるから～。あふぅ」
Ｐ「美希ーーーーー」
～つづく～
次回予告
音無「さて始まりましたアイドルマスター
美希ちゃんは無事にトップアイドルになれるのか？
移籍したみんなを無事に連れ戻せるのか
次回！アイドルマスター第二話 First Stage
初めてのオーディション、はたして美希ちゃんの運命はいかに！」
雪歩「私・・・ダメな子ですけど、美希ちゃんには負けません」
美希「雪歩は頑張り屋さんなところが凄いって思うな」